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2014年11月

2014年11月23日 (日)

追悼 けんさん




そろそろ

 

ほとぼりもさめたころだろうか?

 

いや、

 

またまだ残ってるな。

 

けんさん

 

死んだな。

 

何か尊敬の念を込めて

 

追悼文を書こうかと思ったけど、

 

文章能力が著しく低いので

 

やめた。

 

代わりに

 

7年半前にこのブログで書いた

 

けんさんとの思ひでを

 

そのまんま

 

コピペしよう。

 

やすらかに

 

けんさん。

 

 

合掌。

 

 

 

日本映画の金字塔

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幸福の黄色いハンカチ [DVD]                      

2007年5月6日

― 俺の高倉健物語

両親の故郷は夕張だ。
当時、室蘭に住んでいた俺は、夏休みで夕張の街中をオヤジと2人で散歩していた。
まだ、道路には農家の馬車なんかが通り、夏の日差しに熱されたアスファルトには馬の蹄鉄の後がついていて、ついでに馬のクソも落ちていた。

しばらく歩くと、街の一角に数十人の大人が集まっている。でっかい懐中電灯のようなものや見たことの無いでかいカメラや銀色の板、いろいろな変な道具を持った人とそれを取り巻く人だかり。何事だろう?

オヤジは言った。「たかくらけんだ・・・」

ちょうど、そこに大人たちの人だかりを横切る一匹の野良犬。

子供はどうしても大人なんかより動物に興味がいってしまう。

当時、俺は小学2年生で「犬」という漢字は「いぬ」とも読むし「けん」とも読むことを知っていた。

「たかくらけん」ってあの犬のこと?俺は訊いた。

「そうだ」とオヤジは答えた。

親は子供の質問攻めに疲れるといい加減な返事をしてしまうときがある。
特にこんなド田舎で日本の大スターが目の前にいるとなると当然意識はそちらに集中していたはずだ。

俺は「名犬ラッシー」や「フランダースの犬」のような犬感動物語を作っていると勝手に想像した。

ロケの様子は大人の人だかりが多くてよく見えない。

そしてすぐそばに居たはずの人気絶頂のナマ健さんに視線を注ぐことなくその場を跡にしたのだった。倍賞千恵子も居たはずだ。

― それから7,8年後、テレビでこの映画を見た。どこかで見たような光景。あー!あのときの人だかり、この映画を撮っていだんだ!
あの時、オヤジは「高倉犬」じゃなくて「高倉健」と言ったんだ、ということをはじめて理解した。

今にして思えば、あの時の犬は
血が混ざり過ぎてリカオンのようになってしまった汚ねえブチブチ模様の雑種犬、だったような気が。

おれも素直な子供だったんだな。
もったいねえ話だ。

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2014年11月17日 (月)

老いては子に従え

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レッツ・ゲット・ロスト〜オリジナル・サウンドトラック                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              CD, Limited Edition                      

↑ いま聴いてるんだが、

この枯れまくり感、ズタボロ感、いい意味でも悪い意味でも

たまらん。

で、

11月のある日曜日、

長女の20歳の誕生日と

次女の就職祝いを兼ねて

3人で都内で会う。

いつものようにギャルの聖地にて

服・くつ・服・くつ・・・ ごっそり買わされる。

201411


↑戦利品をごっそり抱えご満悦の姉妹。恵比寿にて。

モデル体型の次女は渋谷のスクランブル交差点付近で

風俗系バイトスカウトのティッシュを

大量に渡されていた......今が旬ってやつか?

恵比寿にて

ちょっと贅沢なお食事パーティを催す。

おやじの懐が火を噴いて、討ち死寸前。

おいおい、

ちょっと、

そこの姉妹!

口喧嘩やめてくんないかな?

「このブス!」

「うるさいブス!」

と罵りあってるけど、

いちおう、

両方とも俺の「種」から出来たハズなんだけど......

仲が良いのか悪いのか??

<

ある日の平日。

彼女に強引にデートに誘われる。

正直言って、平日のデートは体力的にキツイ。

やや憮然としていると、

「私だって疲れている!」と言われる。

・・・かなり幻滅する。

<

翌日の夜、

長女と寿司屋のカウンターで夕食。

今の彼女の愚痴を言う。

「“好き”って強引に言わせようとするんだよな。何度も」

「男は付き合ってるだけで“好き”ってことで、

いちいち無理に言わせる必要は無い」と長女。

「次のデートをやたら急かされるんだよな」

「それは女が不安だからだ」と長女。

スパッスパッと答えてくる。

続けて、

「そして最後はメンヘラになる」

・・・・・・

未来の予言までしてくれて

ありがとう。

俺は今までの人生の恋愛で

なーんにも学んでいないな。

というか、どんどん忘れちゃっているかもしれない。

でもやっぱ、

“老いては子に従え”って言うもんな。

想定より30年くらい早えーような気もするが。

<

またある日曜日。

仕事の付き合いで

地の果てみたい所に行く。

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夜、某横○で打ち上げ。

会社の経費ゆえ、

どさくさに紛れ、

日本各地の高い旨い純米大吟醸酒ばかり注文して、

1合×10杯ほど飲んでしまう。

さらにワインなども......

一緒に飲んでいた偉いフランス語の先生に

映画「気狂いピエロ」が好きだ、というと

話が盛り上がってしまい、

ヌーヴェルヴァーグがどうのこうの、

いろいろとやたらアカデミック?な内容になってしまい

アナーキズムがどうした、こうした、

なんぞ、専門的過ぎて

全然わからん話になってくるし

ベロベロに酔いが回ってくるし、

終いには

「セックスピストルズが、おめーらに未来は無い!と

歌ったのは、実はジョニー・ロットンのやさしさだ......」

など、

支離滅裂な話になってしまい、

夜は更けていった......

てなわけで、

おっさんは

いい歳こいて、調子に乗って、

一升以上もタダ酒を飲んでしまったせいで、

朝、起き上がることが出来ず

月曜日から

会社サボっちゃった。

あー、最悪。

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2014年11月 4日 (火)

46

先日46歳になった。

感想は?

まだ20年分くらいしか生きてないような感じがして

もっと生きたい。

体は所々ガタがきているが

相変わらず健康で

ありがたい。

さて、

46歳前後の備忘録を書くか。

10月13日(月)

祝日出勤。台風接近。帰宅時、京王線に自転車が投げ込まれたらしく遅延。

クソ!

10月14日(火)

彼女とデート。エビスガーデンプレイス。

高層階の夜景が綺麗なレストランを予約していてくれる。

完璧なセッティング。男女の役割が逆転している。

10月17日(金)

長女と待ち合わせ、行きつけの飲み屋で飲む。

ブリの刺身がますます旨くなってきた。

10月18日(土)

久々にG街へ。

何軒かはしごし、刺青ママの店へ。

常連客たちとホモの話などで盛り上がる。

肛門からちんこぬけるとき、ワインのコルクが抜けるように

「ポンッ!」と音がなることがあるとか…。

このようなどうしようもない最低な会話もきらいじゃない。

新宿駅へ向かう途中、

やたらナイジェリア人のポン引きが増えたなと感じる。

10月25日(土)

彼女とデート。

青山のスペイン料理の有名店とやらでおごってもらう。

パエリア旨い。

サングリアが美味くてガブのみしてしまう。

タクシーで渋谷へ。

いつものスクランブル交差点は

ハロウィンの仮装をした人々でごった返している。

普通の恰好をした人の方が少ないんじゃないか?

若い人たちの幸せそうな笑顔が印象に残る。

渋谷円山町のラブホ泊。

10月26日(日)

彼女と表参道辺りをプラプラ散歩する。

超高級店の集まるエリアをひやかしで見て回る。

洋服にとてつもない値段が付いている。

普段は見えない格差の太い線がはっきりと見えたような気がした。

でも、頼まれても35万円のコートなんかいらねえよ。

で、

ニューバランスのくつを買ってもらう。満足。

表参道で有名な結婚式場のカフェに連れて行かれる。

オープンテラスで優雅にティータイム、とはいえ

俺は昼前からギネスビールを飲む。

何でこんな所でティータイムかね?と素朴に思った俺は、

相当鈍感だった。

彼女から間接的なプロポーズのような話をされる。

俺の頭の中では、

なぜかニールヤングのある曲が繰り返し流れ始めた。

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ニールヤングの『ハーヴェスト』の5曲目。

「国のために用意はいいか?」

一見、右翼のスローガンのようなタイトルだけど、

実際はアメリカ政府を皮肉った歌だ。

ピアノやベースが音を調整しながらそのまま曲が

始まってしまう感じのイントロが超カッコいい。

で、

彼女のために心の用意が出来ていなかった

俺は、多少強引に話をはぐらかした。

思ったのは、今の束縛されない気ままな生活が

いかに気に入っているかということ。

前妻と離婚できたことが、皮肉なことだが、自分にとって

いかに幸運だったかということ。

夕方に彼女とわかれ、

近所の行きつけの居酒屋で飲む。やっぱ俺はぼっち好きなんだな。

10月27日(月)

次女が進学せずに就職することは聞いていたが、

内定が出たとの知らせ。

職業は 巫女…。

子供たちは何て俺を楽しませてくれるのだろうか。

不謹慎だが、大いにウケた。

あいかわらず俺は神とは一番遠いところにいる。

事実上、子育て終了だな。猛スピードだったな。

10月29日(水)

クルマの運転免許を更新する。

人生初のゴールド免許ゲット。ちょっと遅すぎたかな。

夜、長女と行きつけの居酒屋へ。

飲み過ぎる。

11月2日(日)

彼女とデート。

神楽坂の老舗の甘味処で甘いものをむさぼる。

欧州風の瀟洒なプチホテルを予約してくれていて、

チェックイン。

なんか高そうな部屋だな。

お風呂、ジャグジー付きだし、

水回りの設備は欧州製の読めねえメーカーだし。

なぜか部屋のテーブルにシャンパングラスが用意されている。

部屋の冷蔵庫には、

シャンパン

手書き板チョコ付き誕生日ケーキ

手作り誕生日カード

オシャレなお菓子。

おお!

これが

サプライズというやつか。

完璧な演出。

どうやってホテルと打ち合わせしたのか?

ま、

俺も人の心は少しは残っているので

感動した。

心が揺さぶられる。

感謝感謝。

夜、また彼女が調べておいてくれた神楽坂の飲み屋で夕食。

俺好みの和食店。

秋田の日本酒 「一白水成」 切れ味良し。

山形の「楯野川」 まろやかで優しい味。

今宵の酒はどれも格別に旨い。

11月3日(月)

ホテルをチェックアウトして

絵を見に行く。

今、六本木で開催している「チューリヒなんとか」。

モネ、ゴーギャン、ピカソ、セザンヌ、ムンク、シャガール、ダリ、etc

盛りだくさんバラエティに富んだ展示。

絵のことはよくわからんが、

実物は印刷物やパソコンの画像とは全然違うな。当たり前だけど。

個人的には

モンドリアンの↓が気に入った。

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この無機的な塗り絵みたいものが絵画か?といえなくもないが、

実際、近寄ってじっくりみると絵具の白い部分が

かなりヒビ割れていて、なんか人間的。

視覚に何かを訴えてくるような感じがした。

あと、

この日いちばん心射抜かれた感じがしたのが↓

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ゴッホ。

これねえ。うまいとかへたとかいう次元じゃなくて

人生いろいろあった人の絵だなあ、と思ったわけ。

限りない人間的な優しさを感じたわけですよ。

ま、

絵を語れるわけでもなく、

観るもんだし、

音楽は聴くもんだし、

酒は飲むもんだよな。

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