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2012年3月

2012年3月21日 (水)

勝手に育て

ちょっと前、

次女からメールがあった。

高校に合格したと。

それで合格祝いを買ってやることにした。

そういえば

次女とは3年以上あっていなかった。

俺は何という薄情な父親なのだろう。

爬虫類をとおりこして

無脊椎動物並みの情の無さ。

世間の離婚した家庭では

まめに、月に何回、第何○曜日に会うなどと

取り決めして、近況を訊いたり生き方のアドバイス

などをしている親などもいるようだが

俺は全然そんなことする気はない。

俺自身が中学生や高校生だったとき、父親と会いたかったか?

と考えてみたが、むしろ会いたくなかったな。

実際、俺のおやじはしばらく家に居なかったり

別に暮らしているときもあったが、会いたいと思ったことは

一度もなかった。

そういえば、

何年か前に「死ぬ前に天国を見せるツアー」で南の島に

連れて行ってから一度も会ってないな。

おやじは今後毎年、俺が南の島に連れて行ってくれるものと

勘違いしたらしく、マイ・シュノーケルを購入して待っている

らしいが、人生そんなに甘くない。

それを教えてくれたのはあなただったような・・・(笑)

ある程度子どもが大きくなったら

親なんてどこかの土地に岩のように存在して

夏には夏みかん、冬には冬みかんを食っていればいいと

思っている。実際、俺はそのように生きている。

最近、

両親二人、爺さん婆さん四人の大人計六人の過干渉で

頭が狂ってしまうガキの話はけっこう身近でよく聞く。

有り余る財力と援助があっても狂ってしまうガキ。

大人たちの愛情のベクトルがてんでばらばらで

混乱して狂ってしまうガキ。

実に悲惨だ。

ある程度つきはなしていたほうが子どもは自分で

考え始めるようになる。バリバリとブルドーザのように

力強く自分の進路を決めていく。そうしなければ、

自分が生きていけないのをわかってくるからだ。

で、

次女と久々の再会。

驚くほど背が高くなっていた。

3年間で20cm以上のびたようだ。

俺よりは高くないが165センチくらいありそうで

女の子としてはかなり大きい。

細くてすらりと長い手足。

顔だけはあんまり変わっていなかったので

かろうじて俺の子だとわかった。

なぜか、妹よりずっと背の低い高校3年になる姉も

いっしょに来ていて、そこらへんをウロチョロしている。

長女と会うのも半年ぶりか。

長女はコメディアンのように表情を変えてよくしゃべるが

次女は寡黙だ。それに心が繊細で機嫌が変わりやすいので

かなり気を使う。

二人が小さいときからそうだったな。

まったく人間の生まれつきの性格というのは

おもしろい。

次女は性格に似合わないような

渋谷のギャル系の服をほしがって、

たまに自分より背の低い店員を見下ろして商品の質問をしたり

(実にミョーな光景であった)、

黙々と一人で品定めをしていたが、

俺と長女は、あの店員のねえちゃんケバくて

キャバ嬢みたいだね、ぎゃはははは、と笑ったり

買いもしない店の商品をひやかしたりと、

バカ親子全開。

下ネタも10代特有の残酷な話も全然OKである。

次女は遠慮がちに、いくらまで買っていいの?などと

全然欲が無い感じであったが、

長女は口八丁手八丁で、なぜか本日の主賓である次女よりも

高価なブツ(オーディオ類)を買ってもらってる。

騙される俺もアホだが。

で、

買い物のあと、3人で夕飯を食った。

姉妹は、ここぞとばかりに高いものをガンガン食っていた。

まあ、俺がカッコつけて、人間、地震か何かでいつ死ぬか

わかんねえから旨いものは食えるうちにたらふく食っとけ!

と言ってしもたし・・・(笑)

あー、キャバクラどころかセクキャバで朝まで遊べる万札が

みるみる飛んでいく・・・

まーいいか。たまにしか会わないし。

とうちゃん仕事がんばってかせぐよ。てきとうに。

ところで、なんで、最近の女の子って

テーブルにごちそうが出てきたら写メで写すんだろう?

食っちまったらくそになるだけなのに。

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2012年3月17日 (土)

今頃気づく

先日、

会社に所用があるとウソをついて

出勤途中で下車して

ホワイトデーのお返しの品をごっそり買い込んで

ふたたび電車に乗ろうとしたら

ばったり、

前のガールフレンドに会った。

あまりにも偶然だ。

まさか、こんなマイナーな駅で会うとは。

彼女とお付き合いしていたのは

8年か9年くらい前だったかな?

飲み会の後にラブホでしたり

仕事後に職場の死角でしたり

妻子が留守の俺んちの大鏡の前で

結合部分を映しながらしたり・・・

まー、そういう大人の関係だった。

お互い既婚者だったので

W不倫だった。

当時、俺はW不倫を3人としていて、

トリプルW不倫だった。

同時多発W不倫。

んー、おそろしく絶倫だったというか、

いまじゃ絶対ムリ。そういう願望もない。

だいたい、俺のちんちんがもたん。

今思うに全部バレてたら

慰謝料はいかほどになったかと・・・?

罪悪感なんてまったくなかった。

なんでかというと

俺はミック・ジャガーとかそこらへんの下半身自慢の

ロックミュージシャンのゴシップを本気で信じて

育ってしまった男だったからな。

イェイ、ロックンロール!ですべて許されると思ってたわけ。

倫理的にどうかなんて考えたことなかった。

本能のおもむくままに生きていた。

恐ろしい・・・。

で、

ひさびさの再会で

お互い何のわだかまりもなく

ごくフツーの世間話。

最近は元気か?とかカラダにガタがきたとか

健康診断はうけたほうがいいぞとか

子どもは大きくなったか?とか

しばらくそんな話をしていた。

牽制することも警戒することも疑うことも

探りを入れることも下心をもつことも何もなく

幼馴染であったかのようにフツーに話をした。

えーと、

彼女とは何で別れたんだっけ?

そうだ、彼女とは別れたわけではない。

彼女にだんなの子ができたんだ。

しばらく不妊だったはずだから、

潜在能力を活性化させたという点では

俺のアシストも多少はあったのではないかと・・・。

たしか、

もう一人の彼女はだんなの転勤で自然消滅で、

もう一人はやっぱりだんなの子が出来て自然消滅だったはずだ。

なんかトラブルがあって分かれたわけではなかったと思う。

ラッキーなことに

彼女たちの子どもが生まれた当時、

それぞれの赤ちゃんを抱っこさせてもらう機会に恵まれた。

なぜかすごくしあわせな気分だった。

この顔つきといい目といい鼻といい口といい耳といい

髪の生え具合といい爪の形といい、

間違いなく俺の子どもじゃない。

血がつながっていると何かしら驚くほど似ている要素が

あるもので、それは子宝に恵まれた人なら知っているはずだ。

俺は、以前、「男」という汚らわしい最悪の動物に

なぜ女は惹かれるのか?と彼女に訊いたことがある。

彼女曰く、

「磁石がくっつくようなもんじゃないかな?」

うーーーん、名言だ。

たしか、彼女が子どもを産んだばかりのころ、

自分の子どものかわいさ、愛おしさは

男の人とは比べ物にならないくらい強いものだ、

と言われた。

ん?

あ゜!

俺、捨てられてたんじゃねえか!丁重に!

いまごろ気づいたぜ、ベイベィ!

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シーズ・ザ・ボス

ミック・ジャガー CD

評:持ってない。

  買いそびれて、まもなく27年になる...

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2012年3月10日 (土)

友を見舞う

今日は

仕事を早く切り上げ

学生時代の先輩の見舞いに行ってきた。

病院に行く途中

ゆりかもめに乗った。

あの大震災があったのにもかかわらず

湾岸地域はまだ開発を進めている。

河や海より低い土地をガンガン掘り進めている。

どうして海抜が分かってしまうかというと、

どうみても開発している土地のほうが

すぐ隣を流れる河の水面よりも低い。

掘り返された大地が水浸しで

ひどく痛々しく見える。

おそらく高層マンションを建てるのだろう。

これからこの国はどんどん人口が減るというのに

こんな海に近くて低い土地をいまだに開発するなんて

狂ってると思った。

で、

先輩の病気は

プライバシーがあるから書かない。

ただ、

駅を降りてすぐに見えた

大きくてきれいな建物の上には

がん研○○病院

との看板。

軽い胃潰瘍で入院できるようなところじゃないのは

バカな俺でもすぐに分かる。

再会は4年ぶりか5年ぶりか?

同じ大学の先輩のブログ仲間のナヴィ村さんから

深刻な病状は聞いていた。

臨終前のヨーダのようになっていたら

どうしよう、などと心配していたが

運よく彼は話せる状態にあった。

治療の副作用でそうとうつらい状況のときもあるという。

タイミングが良くて本当によかった。

彼は長期の闘病で

ひどくやせて

片目を失っていたが

もう片方の目が両目だったころより

遥かに強い眼光を放っていて

生きる意志に満ち溢れていた。

俺は

みやげに

フェアレディZの新車を買って行った。

彼の若い頃の愛車がZだったから。

「300万円しました」

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大ぼらをこいてしまった。

ほんとうはトミカのミニカーで300円くらいしかしない。

彼はそれなりに喜んでくれているようだ。

ついでに

「競争相手にランボルギーニも買ってきました。

4,000万円しました」

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またウソをついてしまった。

ほんとうは300え・・・

ウソばっかりつく俺とは対照的に

彼は真実ばかり話した。

そんなに一生懸命話したらカラダの負担になるだろう

というくらい。脳からアドレナリンが噴出しているんだろうな。

いままでの病気の経過を丁寧し説明してくれ、

健康こそがいちばん大事なことでカネなんか問題じゃない、

と力強く言った。

いやでも死について考えなければいけない状況になった人の

言葉は重い。

ほんとうのいのちの危機に直面した人の真実の言葉...。

最悪の事態を覚悟して見舞いに行ったはずなのに

彼の目をみていると必ず治る気がして

俺は最後に本当のことを言った。

「きっと治りますよ」

安易な同情とか共感とかまったくしない冷酷な俺では

あるが、病気が治って退院したら

また昔の仲間で集まってバカな話をしたいと

いう気持ちは彼と一緒だ。

健闘を祈る!

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2012年3月 9日 (金)

できるかな?

けっきょく

すべて受け入れるしかない。

意識のある限り。

ニーチェの狂言も

ドストエフスキーの愚痴も。

戦ったり

逃げたり

そういう自分を

受け入れるしかない。

ただ

林眞須美の手作りカレーは

受け入れられないな。

人生には

受け入れられないものがある。

強制ってやつだ。

たとえ

それを受け入れたら

報酬として

一兆円もらえたとしても。

たとえば

金正日の剥製に

アイゴーと

すがること。

金正恩に

マンセーと

媚びうること。

橋下徹と石原慎太郎の前で

君が代を歌うこと。

木嶋佳苗と

練炭で暖をとりながら

性愛について語るのも

受け入れられねえな。

このブスが!

<

今宵のミュージック

Photo

Free Jazz [Import, from US]

オーネット・コールマン CD

評:

全盛期のタイ・カッブやジョー・ディマジオのような名選手が

エポック社の野球盤で真剣にプレーしているような

壮大なる勘違いの賜物のようなアルバム。

すごいようなぜんぜんすごくないような・・・

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2012年3月 3日 (土)

なにをいまさら日記

ちょっと前の話。

会社の不良グループ(?)から

飲みにさそわれた。

<

そういえば

不良って

なんで仲間を増やしたがるんだろう?

思い起こせば

30年前の中学時代、

俺は不良とはぜんぜん無縁の優等生で

ひとり自宅で日本酒や

有機溶剤を嗜むことが好きな中学生だった。

登校前の気つけ薬はストーンズのレコードだった。

「夜をぶっとばせ」って曲をかけるのが多かったな。

で、

普段は

かつあげや万引きやケンカばかりしている不良連中が

なぜか

タバコはタダでくれた。

なんで売りつけるんじゃなくてタダなのか不思議だったが

きっと悪に染まる仲間がほしかったんじゃないかな?

連中のほとんどは

家庭環境が荒れていて

居場所も無くて

寂しかったんだろうな。

寂しさのあまり教師を殴る...ってとこかな。

教師も生徒も異様にピリピリしていて

荒廃した嫌な時代だったな。

高校に合格した報告に行っても

問題行動を起こす可能性があるからって

校舎に入れてくれなかったもんな。

昨日卒業式をしたばかりの母校なのに!

教師と生徒の信頼関係なんて全然無かったんだろう。

俺は最後まで不良の仲間入りをしなかったけど

連中は

校舎の扉や窓や便器や先生のクルマを破壊したり、

先生をリンチしたりして

中学を卒業していったっけ。

ま、

そういう時代だっただけのことだ。

<

かなり話がそれた。

で、

さそわれるがまま飲みに行った。

会社の不良グループって、変な表現だけど

ようするに反経営陣・反エリート派って感じで

特に違法行為をしているわけではない。

俺はどちらかというと経営陣にちかい立場なんだけど

それらの人たちは飲み会でも真剣な仕事の話を

向上心たっぷりにしてしまうのでイマイチ

...正直に言うとつまらない。

で、

一次会でフツーに大量飲酒をして

普段あまり話したことのない奴とも話す。

悪い人というのは、意外と他人の悪事にたいする洞察力に

優れていたりして、

俺が一時期ジャンキーにちかい状態だったことを

見抜いていた。

「クスリやってたでしょ?」

ギクリ!!!!

一度もいっしょに働いたことないのに見られてたんだな。

感心する。

二次会。

さそわれるがまま、

タクシーに分乗して

都心の某所へ。

驚いたことにこの連中、

バラバラに別行動をしはじめる。

なんのために一緒にタクシーに乗ってきたのか?

訳が分からん??

で、

俺は連中のなかでも一番たちが悪そうな奴と

キケンな臭いを感じる地下の店へ。階段を下る。

何の店だか知らんがこの危ない雰囲気で

パンク魂がさわぐ。度胸試しみたいなもんか。

赤と黒を基調とした内装で薄暗いピンクの照明。

ソファに座って水割りを飲んでいると

若くてかわいらしい女の子が来た。

ワイシャツとパンツ一枚で。

なぜか大量のおしぼりを持っている。7、8本くらいか?

席に着くなりいきなり

ディープキス。舌を絡ませられる。

あが、うが、ふがっ...

ズボンとパンツを脱いでソファに横になって、

と言われた。

別にもう恥ずかしがる歳でもないので(?)

言われるがままにする。

彼女は大量に持ってきたおしぼりの数本使って

俺のちんちんを拭き始めた。

彼女自身もパンツを脱ぎ

俺のうえにまたがり

おもむろにちんちんをくわえた。

おう、あう、ほうっ...

眼前に広がるアワビとちょっと小さい菊。

ああ、

ここは海産物のお店か。

別に頼みもしないのに

10分か20分おきに女の子が交代する。

おのおのが大量のおしぼりを持って。

入れ替わり立ち替わり。みんな若くてかわいい。

次々と眼前にあらわれる魚介類。その名はアワビ。

ちょっと遊びすぎて黒ずんだアワビ。

キッチリ毛をそってつるんつるんのアワビ。

指でさわると湿り具合も微妙に違う

いろ~んなアワビ。

・・・

変な店だったな。楽しかったけど。

で、

店を出ると

一緒に入店したときの男は

すでにひとりで別の店に飲みに行ったらしい。

その街には全然土地勘がなかったので

とりあえず目立つように

交差点のど真ん中に仁王立ちして

誰か他の同僚が来ないか待つ。

すると、

見知らぬ頭のイカれたオヤジが

俺に絡んでこようとこちらへ歩み寄ってきたが

目が合って、どうも敬遠されたらしく

近くにいた若いポン引きの男に絡み始めた。

「おい!オメエ!こんな所に立ってフツーじゃねえな!」

なんだか意味不明の言葉でしつこくまくしたてている。

あーあ、やめときゃいいのに。

案の定、ポン引きの仲間や用心棒が集まってきて

オヤジがボコボコに・・・

俺はちょっと上を見渡した。

やっぱり。

防犯カメラが最低でも4台はある。

だから

俺はいっさい関わらなかった。

なんてったって

俺は優等生だからな。中学生のときは。

内申点に響くと困る。

そのうち何事も無かったかのように

同僚の何人かが交差点に集まってきて

3次会か4次会かわからんが

ラーメンとギョーザを食ってから

タクシーで撤退。

終電なんて3時間前に出発しているので

都心某所の狭いワンルームマンションで

平均年齢40のオヤジ4人が朝まで雑魚寝...

学生じゃねえんだから・・・。

ほとんど眠らず

朝になりそのまま職場へ。

若い頃のように体力が回復することなどなく、

その日は一日中寝不足で

死人というかゾンビのように覇気無く働いた。

ゲロ吐きそうだし、つらいのなんのって・・・。

不良の世界って意外ときびしいんだな。

俺にはなれそうもない。ん?不良にだよ。

今宵の音楽:

Photo

New York [CD, Import, from US]

ルー・リード CD

俺はその昔蝋燭の炎に殺虫剤のスプレーを吹きかけた即席の火炎放射器で庭の大量の蟻共をチリヂリに焼き殺した神様お願いだ俺を許せなど言わないどうか子供達が俺の真似しないように見守りたまへ

なんて歌詞は一切書かれていない。

そんなことルー様が歌うわけないだろう。

語るルー様の大傑作ロックンロールアルバム!ってとこかな。

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